2010/11/10

議論を呼ぶテーマ

この記事を読み、何を感じ、また何を重視すべきだと感じますか?

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「アフガンへ防衛医官ら派遣検討 日米首脳会談で表明へ」
 菅内閣はアフガニスタンへの人的支援の一環として、自衛隊員の医官や看護官10人規模を派遣する方向で検討に入った。北大西洋条約機構(NATO)によるアフガン国軍や警察の訓練で、教官不足が深刻化。NATOや米国から派遣を要請されているためだ。13日の日米首脳会談で菅直人首相がオバマ大統領に派遣検討を伝える見通しだ。
 防衛省によると、医官らはアフガンの国軍病院で医師育成を行うことが想定されている。派遣の根拠は防衛省設置法4条の「教育訓練及び研究を行うこと」とする方針。2008年以降、同じ規定に基づきアフリカのPKOセンターに陸上自衛官を講師として派遣している。
 アフガンの治安部隊の強化策を話し合うNATO首脳会議が19日に迫り、日本政府関係者は「NATOは人を出してほしいと言っている。比較的ハードルが低いのが医官の派遣だ」と説明している。
 ただ、アフガンでは、反政府武装勢力タリバーンの活動が活発で、国連施設への攻撃も続いている。こうした地域への派遣を設置法が想定しているかどうかについては有識者の間で疑問の声があり、政府内にも慎重論が残る。今回は趣旨が教育訓練で武器を携行しないため、安全性をどう確保するかも大きな課題だ。
 現地で活動する国際協力機構(JICA)やNGOへの影響も懸念されている。JICA関係者は医官の派遣について「反対だ。医官とはいえ、アフガニスタン国民には『日本が軍を派遣した』と伝わる」と指摘。アフガンで医療活動と水源確保のための用水路建設を行うNGO「ペシャワール会」の福元満治事務局長も「民生支援を徹底した方がいい。自衛隊派遣を理由に、武装勢力が我々をターゲットにするようなことになったら困る」と話している。(河口健太郎)


asahi.com
2010年11月10日22時4分 
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NATOの要請だから人(医官)を派遣するのか。
人を派遣すること、それはつまり軍隊を派遣し、命の危険を負ってほしいということだろうと思う。
何故、「それは我が国の方針ではない」とし、日本だから可能な方法を堅持しようとしないのだろう。

抜本的な変化の時期に来ていると、感じることは無いのだろうか?

協調と迎合は違う。


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追記
NATOから人の派遣という要請を受けての医官派遣、その場合、
集団的自衛権の行使という、違憲行為に抵触する可能性がある、とのこと。

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