【19th】
@Mohammad Good Earth Dhaba
・Morning set 25Rs
(Coffee or Tea, toast 4pcs, butter & jam, eggs, seasonal fresh fruit: banana)
@Taj Mahal
入場料 foreigner 750Rs(水、靴袋、ADA料金、Taj入場料含む…500 for Agra Development Authority:一度のみ支払うがチケット紛失の場合他施設入場の際再度必要。他4施設を入場料のみで入場可能/Agra fort, ファティープル・シークリー, sikandra)
政府公認のガイドと名乗る人が案内してくれた。後で知ったが、ガイド料金は575Rs~975Rsだった。Tajは実際に行って観る価値があったと感じた。あまり観光地は好きではない(写真で観れば行った気になって満足してしまう)のだが、大理石で造られたそのシルエットが青空に浮かんでいるようで本当に美しかった。天国へ行く道、という意味がこめられて造られたという。ドームが二重なのは万一上層が壊れてもムムターズ妃に被害が及ばないように、また4つのミナレットは外側に幾分か傾いているのは万一地震があっても内側に倒れないようにという理由。アラビックでコーラン(天国への門だったか…)の一節が側面に門の形に描かれているが、下から上に見上げても帯がまっすぐに見えるように目の錯覚を起こす仕掛け。つまり、実際には上部の幅は広く取られて描かれているということだ。なんとも素敵。Tajの中、妃の棺のレプリカのある場所(本物は地下)、そこは入り口の門から直線で結ばれている。夜のTajはまた美しいという。名前は忘れたが、ある赤い石は月光を反射させ、輝く。ものすごい数の石のピースを埋め込んで造られた数々の装飾は、技術力の高さ、権力の現れ、妃への愛、様々な意味がこめられていた。間近で見ていて、また来たい、いつか、月光に輝くその姿を見てみたい、そう思わせる程に幻想的な空間だった。
敷地内はとても広く、公園のようだった。細部まで手が込んでいて美しい。自分がインドに来ていることを忘れさせるように豊かな自然が広がっていた。
鮮やかなGreen Parrot、たくさんのリスも縦横無尽に駆け回っていた。どうもインドにはリスが多いようだ。
Tajミュージアム(10Rs)にはTaj、ムムターズ妃、シャー・ジャハーン等の絵画、使用されている宝石類などが展示されていた。
ガイドの青年は大学時代に歴史専攻だったということで、ガイドなしでの見学に比べ多くのことを学べたと感じた。(日本語ガイドの有無は不明。余談:H.I.S. Delhi支局は日帰り観光をやっている)大体2時間ほどで外に。
昼は、もうここしかない、とAgraに来る前から決めていたJonny’s Place(ジョニー!笑)で。
@Jonny’s Place
・Malai Kofta 60Rs (Malai:クリーミーソース、Kofta:ジャガイモコロッケ)
・Lemon soda 15Rs
とても美味しくて安かった。他の料理もきっと美味しいだろうと思う。ここはオススメのレストランと言える。
Guriという当時6ヶ月の猫がいた。とてもおとなしくて、かわいかった。カメラを鼻先まで近づけてもまったく動じないという、さすがインドの猫(?!)という感じだった。鼻筋の通った美形猫ちゃん。
ネットカフェでAgra fortまでの距離、歩き方、Agra Kantまでの行き方を調べ、まずインド最大のモスクと言われるJama Masjidへ向かう。子供が食べていたアイスが気になり、アイス屋(基本的に移動、遊園地にありそうな感じ)で(10Rs)購入。どうも、インドのアイスはふわふわ空気を含んでいるようだ。嫌いじゃない。味は、忘れたけど美味しかった。Jama Masjidまでは狭い混んだマーケットの中を通って、その中間くらいにある。東京の満員電車の車両の中を歩き回る、幅も混み具合も丁度その様な感じ。
で、汗だくでたどり着く。入り口で靴を脱ぎ、持っていたビニール袋にいれ持ち歩いた(どこへ行っても預けるよりこの方が、いくらチップを払うとか考えなくて良いので楽かもしれない。これ以前、以降ビニール持っていなかったので1~5Rs程で預けていた)。モスクのマネジャーという人が案内してくれた。お祈りの前に手足や口を清めるための水は階段を上がって広がる広場の中央にあった。そしてモスクには門の形にアラビア語が書いてあった。これはウルドゥーアラビックだということが分かった(ここもシャー・ジャハーンTajも同様)。いくつかお祈りの場所を見学させてもらい、また敷地内の一角ではUrduとArabicの授業だという。小学生くらいの子供たちが男女混合で授業に出ていた。マネジャーは、こんなことを言っていた。「インドではマイノリティの宗教となるイスラム教の肩身が狭い。特にテロの問題があってからは風当たりが強い」と。最後に寄付を求められたので、2人で200Rsと相方の名前で記入して広場に戻る。去り際に、日本のペンと交換してほしい、と言われ、どこかで私がもらってきた良く分からない企業の宣伝用ペンと交換した。
淵で休んでいると子供たちが寄ってきて「Pen!(ペン頂戴とのジェスチャーも)」と、3人ほど寄って来た。ムスリムではなく、多分その辺に住んでいる子供たちだろう。この広場は子供たちにとって格好の遊び場であるのは間違いない。何も無く広く、危険も少ない。ペンは1本しか無いので「Candy?」と聞くと大喜び!またここでもリーダー格の少年が手に出した飴を全部とっておっかけっこの奪い合いに!笑
散っていくと誰か別の子が来る。そしてさっきの子も「もう一個!」といってくるので、一人一つだから~!さっきあげたでしょ~!笑 と、他の子に配る。
すると、また別の子達が来た。今度はさっきもいたちびっ子1人が2人を連れてくる。名前を聞くとFarahahn,、Doli、Samirという。写真を撮って!というので、一緒に写真を撮った。すごくかわいい。そうこうしているうちに、授業の時間が終わったようだった。
そしてAgra Fortへ向かおうと腰を上げる。最後にその3人は、ペンやコインがほしいと言ってきた。私はペンはあげられないし、コインも無いと言い行くが、相方はコインをあげた。そして子供たちは去っていった。コインをあげたけれど、あまり後味は良くなかったらしい。
バックパックを背負っての移動は若干面倒だったこと、Agra Fortまで距離があることで近くの道路からオート(30Rs)に乗った。
Agra Fortの赤茶色は異空間にいるような感じだった。荷物を預けて中へ。途中、女子高校生たちの集団に遭遇し、一緒に写真を撮ってほしいと言われ、私も相方もそれぞれ彼女たちに囲まれる。残念ながら自分たちのカメラには彼女たちとの写真が一枚も残っていない…残念。相方が女子高生に囲まれている姿くらい写真に残しておけばよかった。ネタになったのに。笑
このAgra Fortはシャー・ジャハーンの息子が造り、父親を軟禁していた場所。遠くには美しいTajが見える。それは、もはや手の届かない、美しく遠い存在に思える。
さて、Agra Fort を後にして向かうのはAgra Tundla駅。列車じゃ着かない、オートは営業外だからいけない、だからやむなくtaxi(NAC)で向かうことに。オートに乗せてもらってtaxi会社へ。町中でカラーパウダーか何かを、ホーリーのときのようにつけている人たちが騒ぎながらたくさん歩いていた。DurgaというShivaの妻の神様に関するお祭りだという。
30kmあるらしく、車で1時間程かかるという。バスは乗り継ぎが必要とのことで、不安が残る。シゲタトラベル曰く、インド人価格でもtaxiは600Rsらしい。結局払った850Rs、どちらにしてもtaxiは高いから避けたかったが…。500Rsを先払いで、降りるときに残りをドライバーへ。
お腹がすいたのでタクシー会社のそばのレストランで食事を。
@Delhi Darwar Restaurant
・Thali 70Rs
・Water 15Rs
ここのThaliは美味しかった!多分、2週間の中で一番美味しかったと思う。
さて、Tundla駅へ向かう道中に驚いたこと一つ。相乗り車(トゥクトゥクのようなもの)や中型バスだかワゴンだか分からないけど、それくらいの大きさの車に、「定員?No Problem!落ちなければ何とかなるよ!」といわんばかりに人が溢れて乗車…というよりもしがみついている。3台程度、そんな車を見かけた。彼らの腕力と体力の平均値が高いことは確かだろう。40~50分程して、Agra Tundla駅に到着。荷物は「大きすぎる」ということで預かってもらえず。1時間ちょっと余裕があったため、メインロードの店を移動遊園地のあるところまで散策。移動遊園地はもう終わりの時間だったので、怪しく危険そうな観覧車には乗れなかった。残念なような、良かったような…。そこでたくさんの子供たちに囲まれる。中には24,5歳の兄ちゃんも。年齢とか、そんなこんなの話しながら、お決まり、写真撮ることになって撮ろうとしたら、閉演だからということで表に出される。そこで撮影の開始―!!!笑 みんな写真が大好き。普段、撮る機会は多くない。少ない。外国人と話をする機会もめったに無い。だから、外国人の自分は人気者になるし、写真を二人で撮りたがる。ピンで撮りたがる子も多い。いつのまにか少年にちゅーされてたり、本当にみんなかわいい。「Pappi!Pappi!」といって少年たちはほっぺにちゅーをねだる。映画の影響なのか、何の影響なのか、よく分からないけれど、たまにある。少年に紛れて20代の男の子らもハグとキス!と。どっちも無理です。許されるのは少年からのほっぺにちゅーだけですから♪
結局最大で20人ほど集まってきてた。どこから来たのか分からないけれど、とても多くの男の子たちと、少数の少女が集まっていた。駅に戻りつつ、付いてくる子達も。その中の一人が、ふとポケットから白い石のようなものを取り出し、私の口に入れた。手にも2つほど握らされた。それは、甘くて優しい、インドで一番好きな、そんなお菓子。多分メレンゲと砂糖で作ったものだと思う。食べ終わると同時に、またポケットから、今度はポン菓子を口に突っ込まれた。ポン菓子は日本の物と変わらない、優しくて、美味しい。もう少し時間があったから、駅そばのご飯やさんでジュースでも飲もうと思い、席に着く。Sprite(22Rs)飲む。しばらく座っていたら、店のおっちゃんが、ほとんど英語は分からないけど、「Chai?」と勧めてくれた。幾ばくか、かろうじて片言の英語で一生懸命話をしてくれた。時間も時間だったので、Chai代を払って後にしようと思ったのだが、おっちゃんは、「いいから!」と再三御代の受け取りを断られたので、好意に甘えさせていただいた。
Agra Tundla駅からBanarasへは12時間。予定時刻に発車した。初の寝台での就寝。3ACの最上段で、特に何の支障も無く就寝。
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