2010/11/02

インド旅行記 1

Sri Lanka
16th pm
StayPegasus Reef Hotel
Sri Lankan Airline サービスの一環で一泊滞在した。飛行機のトランジットが8時間以上24時間以内の場合に発生するサービス。コロンボ空港から車で4050分程走り、郊外に在る。静かで、海がすぐ脇にある3-starのホテル。
到着日はロビーフロアのホールでミニコンサート(歌)があったので、レストランに行った。が、レストランとイベントホールは別だったため、少しだけブッフェの料理をプレートに。レストランのマネジャーらしき人が話しかけてくれた。確か5年ほど日本の旅行会社で勤めていたということで日本語が話せる。とても気さくで、親切な印象を受けた。

17th am
朝、カーテンを開けると外は強い風。少しだけ雨が降っていた。窓の外のタイルにはカタツムリがいた。外に出てみた。5cmくらいの大きな、巻貝のような形。その後の散歩中にも、いたる窪みで見つけた。海のそばに生息するのだから、他の種に比べ海の塩に強いのだろう。
部屋に入り、カーテンを閉めようとすると、小柄なおっちゃんが手を振ってきた。手を振り替えしたら近くに来たので、少し話すと、「alligatorがいるから見に来ないか?ココナッツジュースがあるから飲まないか?」と言う。朝食に行く前だったので、その様に断った。近くに河があるらしい。
朝食を食べようとレストランに行った。外は大雨、強風!だったが30分もしたらほとんど止んだのでお散歩に。

おっちゃん再来~

カヌークルーズのお誘いに写真集を持ってきてくれた。一人$65で!・・・って高っ!笑
その後も「fish marketが近くにあるから行かないか」「ココナッツジュースを飲まないか」「alligatorを見に行かないか」などなどのお誘いを受けたが、また今度来たときに、といって断った。両替していないし、Sri Lankaで使う予定もなかったからだ。
海岸を歩いていると、様々な場所から漂流してきたゴミがたくさんあった。
1、靴
2、洋服
3、中くらいのプラスチック容器

そして小柄なカラス(日本のからすの1/2位)がたくさんいた。たまに犬がいた。砂は粗く、琥珀色の石が1mm角ほどだったように思う。

表の道路に出て、散歩をし、幼稚園のような施設があったので気になって近くにいたら、腰布を巻いただけのおっちゃんが来た。「中に入れるよ」というので付いていていくことにした。おっちゃんは施設と関係ないらしいが、友人が働いてるという。特に見学は誰の許可が必要というわけではなく、職員にhelloAyubowanHello in シンハラ語)と言うと笑顔で返答してくれた。

ここはPrithipra Infant Homeという障がい児のケア施設だった。支援元がどこだったかはメモし忘れてしまった。生後数ヶ月から10代後半が主に多く、また老年の人たちもいた。施設では日本人を含む外国人が働いているという。宗教[1] に関しては、とてもユニークだった。高さ170cmくらいの四角い、屋根の付いた柱が屋外小スペースにあり、四方にそれぞれ仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教の神様ないし教祖が祭ってあった。オープンかつ無宗教の施設といえるのかもしれない。それぞれの宗教が同一の場所に祭られている光景は不思議な光景だった。(後に、町中の道角に各宗教の神様や教祖がケースに入って祭られていたのを見て、Sri Lanka、少なくともコロンボではこれらの光景は不思議ではないのだと感じた)

基本的に、親はいない。だが、笑いかけると、子供たちは笑顔で返してくれた。屋外には様々なおもちゃがあるプレイルームがあり、施設はそれなりに充実している印象を受けた。
施設を見学し、おっちゃんが「ココナッツジュースを飲まないか」と言われたので、付いていた。とある家(おっちゃんの知人の家)に行き、30代に見えるfishermanのおじさんがココナッツの上部を切ってストローを刺してくれた。本当はココナツジュースがあまり好きではないが、全部飲んで、ココナッツの果肉もちょっと食べた。お腹がたぷたぷ。

するとおっちゃんが貝殻を持って現れた。Fishermanのおじさんが言うに「この人は本当に貧しいんだ。彼は貝殻を売って生計を立てている。買ってくれないか。」という。貝殻は壊れるし、持って変えるのに苦労するため買わなかったが、500円を渡してきた。「コインはexchangeが難しい。だからbillがほしい。」といわれたが、500円は$5と同じ価値があると伝え納得してもらった。1000円を渡すなどチップとしてはあまりにも高額すぎる。500円でもガイド+ココナッツジュースのチップとしては高額。ドルを持っていたら、せいぜい$2だと思う。それでも現地の物価を考えても、高額だと思うが・・・。ただ、宿泊先の施設は日本人がよくトランジットで利用するようなので、500円玉であれば今後他の人からもらえると考え、2枚集まったら1000円札に交換してくれる人も現れるだろうと踏んでのことである。

その後、路地に入る。舗装された道沿いの土にはたくさんの蟹がいた。海と河に挟まれていることから淡水の蟹だと思う。甲羅の大きさは5~7cmくらいに。5分ほど歩くと河があった。道の一部で赤い蟻に襲われた!噛まれると本当に痛い。クロックスの隙間から入ってきたり、クロックスに噛みついたりしていた。噛まれるので足をばたばたさせたりクロックス吹っ飛ばしたりして、周りにいた子供たちに面白がられた。笑

河沿いにはボートがたくさん並んでいて、水中には幾ばくかの魚が見えた。他は特に何を見つけることも出来なかったので、ホテルに戻り、11:30にバスが来るのを待っていた。
すれ違う人たちは、外国人が珍しいのか笑いかけると笑顔で返してくれた。


[1] Sri Lankaの民族と宗教 Resources from CIA Fact Book
Ethnic groups: Sinhalese 73.8%, Sri Lankan Moors 7.2%, Indian Tamil 4.6%, Sri Lankan Tamil 3.9%, other 0.5%, unspecified 10% (2001 census provisional data)
Religions: Buddhist 69.1%, Muslim 7.6%, Hindu 7.1%, Christian 6.2%, unspecified 10% (2001 census provisional data) 

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