【25th】
朝はパイナップルオートミール(=Porridgeだと知るのは頼んでからだった)とトースト(2pcs 7Rs)を食べ、コルカタの散策を開始。目的地はジャイナ教寺院とドッキネッショル寺院。
ジャイナ教の寺院Parasnath(パレシュナ)は、その不殺生と禁欲的な教えからは想像できない程の煌びやかさを持っていた。大理石、色彩の鮮やかさ(見た限りでは他寺院含め、ピンクやオレンジ、紫などの色が多い様に思う)、内外はミラーピースやステンドグラスで装飾、内側の模様(絵)には金が使われていた。建物は大きくないが、敷地は広く、水のある美しい公園ではあった。内部に、1867年に設立されて以来燃え続け、ケースに全くススの付いていない火があった。幻想的だった。サンスクリット語の文献も多く貯蔵されていた。読めないが、初めてサンスクリット語の文献をガラス越しだが書棚に並んでいたのを見て、興奮した。ここは昼の12時に閉門し、お祈りの時間になるということで外に出た。イメージでは、質素な建物だと思っていたがあまりにも豪華で驚きと唖然とが入り混じった変な気持ちになった。周囲に他2つジャイナ教の寺院があったが、見る気が無くなってしまったので相方と共にその場を後にしてドッキネッショルへ向かった。
メトロでDam Damへ向かい、バスに乗って行った。バスにどうやって乗ればいいのかよく分からなかったが、その場にいた学生たちに確認しながら何とか乗ることが出来た。この時、私は頭痛が酷かった。コルカタでもクラクションとrough roadのために頭痛。20分くらいの間、横にならせてもらったが、道はがたがたして車体は跳ねるしクラクションはけたたましく、寺院に着くまで落ち着けなかった。
ドッキネッショルに着くと、まだ参拝可能な15時ではなかったので外から眺めていた。寺院横にある池には魚が泳いでいる。夕方のドッキネッショルを池を挟んで観るのはとても美しく、この時間に見ることができてよかったと思った。写真を見返しても、やはりこの時間のこの場所からのドッキネッショルが美しいと感じる。
靴を脱ぎ、中に入る。数多くの参拝者が手に供物(赤:ハイビスカス?、黄:マリーゴールド?の花、砂糖と小麦粉で作ったであろう菓子:日本だと落雁を備えるような感覚かもしれない)を持って、何十メートルにもなる列を作って参拝を待っていた。それを横の階段に座って眺めていた。
すると、青年が日本語で「日本人ですか?」と声をかけてきた。一瞬怪しく思ったが、話を聞いてみるとタゴール国際大学で日本語を現在勉強中だという学生だった。日本語も英語もたどたどしく、怪しいのではなく本当に学びたい学生だと分かった。彼はAsish Ghoshさんと言い、日本語の勉強資料を見せてくれて、日本語を一生懸命話しながら寺院周辺を案内してくれた。案内の元、猿がいるという場所に連れて行ってくれた。構内のマーケットなのだが、たくさんの親子猿がいて、観光客からフルーツやピーナッツ、パンなど様々なものをもらっていた。近くへ行っても全く逃げる様子はなかった。
その後、連絡先を交換し、日本語の勉強のためにメールを送ってくださいね、約束してその場を後にした。その後、彼から日本語をローマ字打ちでメールが来た。勉強家で、将来は日本とインドの交流協会に勤めたいのだという。がんばれ青年!
Dam Dam駅周辺に着くと、そこでは野菜市のみならず屋根のある一角で魚市が行われていた。魚料理が有名だということを聞いていたこともあり、興味があったので中を見学することにした。たくさんの鮮魚と、声を張るおっちゃんたちがひしめき合っていた。腰の高さ程の一畳半くらいの台の上に乗って、魚を売っていた。三日月型の置き型ナイフ?鎌?で客の要望に合わせて魚を見事にさばいていた。
私が写真を撮り始めると、おっちゃんたちは、「俺もこのでかいやつと撮ってくれ!」といわんばかりに魚を持ち上げたり見えやすいようにしてくれたり、とても気さくでチャーミングな人たちだった。
野菜やフルーツの中で食べたことが無いものを見つけた。ライムグリーン色の、丸い、見た目薄味の梨ではなかろうか、というを果物。名前はAmurut(Piyara in Bengal)という。お姉さんが私の写真を、というので撮って、実も気になったので翌朝食べるために、一つ買ってみた。5Rs
さて、サダルストリートに戻り、マーケットを見つつ夕食場所を選ぶ。
@Blue Ceil Restaurant
・Aloo Jeera 50Rs
・Garlic Butter Naan 30Rs
・Watter 15Rs
茶目っ気たっぷり、ジョーク満載のおっちゃん。因みにこの日は欧州リーグの最中、チェルシーvsマドリッドの試合をモニターで流していた。
この後、マーケットで散策。特に何があるわけではなかった。洋服、靴、装飾品、果物、食べ物屋台など。
帰り際、20時くらいだろうか、サダルストリートの一角で青空教室が開かれていた。インドの人だろうと思うが、男女各一人が先生となって、4~10歳くらいの少年少女10~15人ほどに読み書きを教えていた。声をかければよかったと後になって後悔。
のぶひこの店でパパイヤラッシー(25Rs)を飲み、紙がなくなってきたのでトイレットペーパー(10Rs)を購入して宿に戻り、就寝することにした。
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