2011/07/24

福岡、海、そら、私。

7月24日、日曜日。


私は今月から福岡に住んでいる。


自転車で5分も行けば、浜辺がある。


家族が水遊びをして、幼いカップルが一つの自転車をふらふら前に進めて。




福岡、沢山の知らないこと、分からないことが日々私を待ち受ける。


長く住む横浜や東京都とも
また、生まれ故郷の福島とも違う。


家賃も安くて、新鮮な魚介類も豊富で、
日中暑く、夜は涼しい。


毎日電車の行き交う音と暮らしながら
Jazzを流してご飯を食べる。


人に出会えば優しさと気さくさに触れ、
ある地域に行けば良くも恥ずかしくも私の知らない日本人の歴史が残る。




その歴史を覗きたくて、生きた文化を知りたくて。
どうしようかと悩むけれど、
会社員として生きることと、理不尽な社会の根底を覗こうとすることと、
交じり合ってはいけないのだと、言われた。感じた。




この壁を、どう乗り越えるか、どう乗り越えられるか。




”触れてはいけない”


なぜなら自分の命に関わるから






わたしを説得させるには不十分である




だけど、




全くの無関係の人の生活を巻き込むとしたら




それは、私の興味・関心だけで判断して良いことではない






生きることは、矛盾に満ちている
生きることは、多分に葛藤すること
生きることは、一つの未来を次の世代に繋ぐこと






生きることは、一つの笑顔を守ること